トイトレで「なんでできなかったの?」と聞いてしまった日


トイレトレーニングをしていた頃のこと。

うまくいった日もあれば、うまくいかない日もあった。

ある日、おもらしをしてしまった。

着替えさせながら、私は思わずこう聞いてしまった。

「なんでできなかったの?」

責めるつもりはなかった、と思う。でも、今思えば、やさしい声ではなかった。


わかるわけがなかったこと

あとから考えると、当たり前のことだった。

オムツにしちゃいけない理由も、トイレでしなきゃいけない意味も、ちゃんと理解できていたわけがない。

「さっきはできてたのに」「もう慣れたはずなのに」

そんなのは、全部、親側の都合だった。

わからないのに、できるわけがなかった。


感情的になってしまった理由

そのときの私は、少し疲れていて、少し焦っていた。

進んでいると思っていた分、戻ったように感じてしまったのかもしれない。

子どもより先に、自分の感情が動いてしまった。

本当は、こう言いたかった。

「大丈夫だよ」「つぎ、がんばろ」

たったそれだけの言葉なのに、そのときは、うまく出てこなかった。


失敗したままで、置いておく

あとから「こうすればよかった」と思うことは、育児の中で、たぶん何度もある。

この日の私は、うまくできなかった。それだけの話。

でも、この失敗は、忘れずに、ここに置いておこうと思う。

つぎ、同じ場面が来たとき、同じ言葉を言ってしまうかもしれないけれど。

それでも、少しだけ、ゆっくり言えたらいい。

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。